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デビュー2018 素朴な疑問にお答えします!

美術新人賞デビュー2018のエントリーは9月1日スタート。 ここでは出品者が抱く素朴な疑問にお答えします。 Q どうして雑誌がコンクールをやってるの?  美術新人賞「デビュー」は、将来プロとして活躍する画家を育てたいという思いでスタートしたコンクール。  美術雑誌だからこそできる若手支援とは何かを考え、賞金を与えるだけでなく、誌面で継続的に紹介したり、画廊や美術関係者との橋渡しをすることで画家としての活躍を後押ししていきます。 Q 審査基準ってあるの?  美術品といっても、あっと驚く斬新な表現や技巧の緻密さなど様ざまですが、「デビュー」では、画廊や百貨店で作品販売したときに美術ファンの購入意欲をそそるか否かが一つの大きな基準です。  作品を展覧会などで販売して生計を立てていくことはプロの画家にとって大前提だと思うからです。ひとりよがりな表現でなく、真摯に制作した美術ファンの心をうつ作品を求めます。 Q 審査員の顔ぶれはどうやって決めてるの?  審査員には実際に美術マーケットで活躍している現役の画家にお願いし、先輩として直接入選者にアドバイスしていただいています(第1〜3回は丸山勉・齋正機・河嶋淳司・ミヤケマイ、4〜5回は石黒賢一郎・福井江太郎・國司華子の各氏)。  また本江邦夫・立島恵の両審査員は若手作家の動向に精通し、応援する評論家として1回目から審査にあたって頂いています。 Q 入選者展って何?  二次審査を通過した入選作品を展示する入選者展を東京・銀座のフジヰ画廊とギャラリー和田の2会場に分かれて開催します。  入選作品は会場で販売しますので、美術ファンや画廊関係者の反応に直接触れることができます。  プロの画家や画廊関係者が数多く足を運ぶので、会場でグループ展や個展に誘われることもしばしば。2014年入選の遅野井梨絵さん、2013年入選の平岡良さんは、入選者展をきっかけに画廊での個展開催にたどり着きました。  入選者展は発表の場であるとともに、自分をアピールする場にもなっているのです。  また入選展初日には入選者と審査員による親睦会も行われます。積極的に交流して自分をアピールしてください。 Q 本当に画壇にデビューできるの?   プロの画家としてのデビューとは「企画画廊で個展を開くこと」だと考えます。そのためグランプリと準グランプリの副賞に「銀座の企画画廊での個展開催の権利」を設けています。  また月刊美術の誌面でも大きく紹介。全国の美術ファンに顔と名前を知ってもらうので、もうひとつの意味のデビューといえるでしょう。 Q 雑誌にはいつでも載せてくれるの?  入選者の方は個展、グループ展など発表の予定がある場合、月刊美術編集部に連絡してください。  情報コーナーや単発ページなどの形で誌面で紹介します。ただし締切があるので早めにご連絡を。 Q もっと知りたい、質問したい!  美術新人賞「デビュー」は、昨年アートフェア東京を皮切りに日大芸術学部、創形美術学校、愛知県立芸術大学、沖縄県立芸術大学で説明会を開催しました。 今年の予定はこちら。  応募の際に注意すべきことのほか画家になる秘訣など他では聞けない話をお届けしました。今年の説明会の予定は月刊美術のホームページで順次告知します。 「うちの学校に来て欲しい」という要望も受け付けています。編集部にご連絡ください。 これまでどんな人が受賞しているんですか? 下記の一覧をご覧ください。 第1回 デビュー2013 応募総数181名、入選27点(入選作品の素材別内訳  洋画12、日本画10、版画2、ペン1、水彩1、コラージュ1) グランプリ 福田真規(多摩美術大学) 準グランプリ 山本雄教(京都造形芸術大学) 若佐慎一(広島市立大学) 奨励賞 水口かよこ(京都市立芸術大学) 多田真理恵(女子美術大学) 山内大介(名古屋芸術大学) 伊勢田理沙(佐賀大学) 市川岳志(名古屋芸術大学) Eri Tsutsumy(福岡デザイン学校) 河本奈々(東京藝術大学) 小林智(東京藝術大学) 小高和大(東洋美術専門学校) 五嶋千絵(広島市立大学) 佐藤美沙紀(日本写真芸術専門学校) 髙岡暁(金沢美術工芸大学) 土井浩二(多摩美術大学) 永井翔彩(東京藝術大学) 長谷川大(多摩美術大学) 初田有以(多摩美術大学) 早川絵理 林康貴(名古屋芸術大学) 樋口新(京都造形芸術大学) 平岡良(東京藝術大学) 廣瀬順子(東京造形大学) 水野寛奈(名古屋芸術大学) 峯石まどか(倉敷芸術科学大学) 宗像裕作(武蔵野美術学園) 吉川雅基(多摩美術大学) 第2回 デビュー2014 応募総数148名、入選31点(洋画9、日本画10、版画2、ペン1、コラージュ1、切り絵1、ウッドバーニング1、ミクストメディア6) グランプリ 財田翔悟(東北芸術工科大学) 準グランプリ 木村まどか(京都造形芸術大学) 土井沙織(東北芸術工科大学) 奨励賞 北川安希子(成安造形大学) 久保木桂子(東北芸術工科大学) 悠 浅野遊子(聖徳大学) Eri Tsutsumy 井上家 岡村翔平(武蔵野美術大学) 荻野夕奈(東京藝術大学) 遅野井梨絵 笠井遥(京都造形芸術大学) 亀岡里美(東北芸術工科大学) 勝俣喜一(東京武蔵野美術学院) 川崎愛子(武蔵野美術大学) 顧亜婷(京都造形芸術大学) 佐々木ひろゆき(東京藝術大学) 塩崎綾子(日本大学) 竹内佳奈(京都市立芸術大学) 高倉直子(京都精華大学) 長登数久(大阪デザイナー専門学校) 西村一成 春太郎(笹田学園ファッション専門学校) 橋野仁史(尾道市立大学) 日比野晋一(多摩美術大学) 前田龍一(京都造形芸術大学) 宮﨑和彦(島根県立益田工業高等学校) 宮木沙知子(女子美術大学) 山影広野(京都造形芸術大学) 山本千尋 第3回 デビュー2015 応募総数181名、入選31点(洋画18、日本画8、ペン3、コラージュ1、ミクストメディア1) グランプリ 行晃司(広島市立大学) 準グランプリ 山本真澄(京都造形芸術大学) 廣江友和(武蔵野美術大学) 奨励賞 吉田絢乃(多摩美術大学) すー(多摩美術大学) 浅井ハルオ(多摩美術大学) 安藤光(石巻専修大学) 伊藤尚尋(大阪芸術大学) 宇城翔子(愛知県立芸術大学) 梅田賢作(ネバダ州立大学) 宇野嘉祐(北海道芸術デザイン専門学校) 大野稜奈(多摩美術大学) 甲斐夕加里(佐賀大学) 柏木菜々子(筑波大学) 加藤寛史(筑波大学) 田中七星(武蔵野美術大学) 田中慶次(北海道芸術デザイン専門学校) 崔恩知(多摩美術大学) 中原麻貴(京都造形芸術大学) 中平さやか(神戸学院大学) 西浦康太 早川実希(愛知県立芸術大学) 芳賀雅之 原田有希(京都精華大学) 樋口真惟子(女子美術大学) 藤田遼子(武蔵野美術大学) MIZO(多摩美術大学) 森下智子(京都造形芸術大学) 村瀬都思(武蔵野美術大学) 村中歩(大阪芸術大学) 山内透(多摩美術大学) 第4回 デビュー2016 応募総数155名、入選26点(洋画11、日本画7、版画1、ペン3、水彩1、切り絵1、ミクストメディア2) グランプリ 野間祥子(武蔵野美術大学) 準グランプリ 原野金一郎(創形美術学校) 須惠朋子(女子美術大学) 奨励賞 鈴木明日香(東京藝術大学) 藤田吾翔(名古屋デザイナー学院) 荒井志帆(東北芸術工科大学) 伊藤拓哉(武蔵野美術大学) 今枝加奈(東北芸術工科大学) 潮田和也(文星芸術大学) 宇野嘉祐 塩見恭央 粂原愛(多摩美術大学) 佐藤龍生(多摩美術大学) 尾﨑慶子 清水航(多摩美術大学) 東條智美(アートマスターズスクール) 竹田涼乃(多摩美術大学) 竹原美也子(富山大学) 髙島美幸(女子美術大学) にしざかひろみ(多摩美術大学) 早川絵理 林田健 藤原泰佑(東北芸術工科大学) 南花奈(多摩美術大学) 山口弘彦 山下文明(武蔵野美術大学) 第5回 デビュー2017 応募総数149名、入選27点 グランプリ 柏倉風馬(東北芸術工科大学) 準グランプリ あらきかずま(京都精華大学) にしざかひろみ(多摩美術大学) 奨励賞 青木惠(多摩美術大学) 秋元はづき(名古屋芸術大学) イクタケイコ(多摩美術大学) 今福康介(静岡大学) 潮田和也(文星芸術大学) 梶川能一 加藤寛史(筑波大学) 金子一生(東海大学) 坂場加奈子(愛知県立芸術大学) 佐藤奈都弥 佐藤麗生(広島市立大学) 鈴木優香(愛知県芸術大学) 瀬戸口祐佳(尾道市立大学) 舘山浩丈 棚町宜弘(多摩美術大学) 谷口朋栄(鳴門教育大学) 富田伸介(金沢美術工芸大学) 中村美津穂(明星大学) 芳賀雅之 廣岡元紀(広島市立大学) 福島沙由美(東京藝術大学) 本多翔(東京藝術大学) 三村梓(多摩美術大学) 湯澤美麻(筑波大学)


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