えっちゃんとらいちゃんの中国レポート 第1回「らいちゃん初の中国美大日記:北京の新しいアートフェア誕生!」

etsulai 江上越ちゃんの実妹の来ちゃんが北京・中央美術大学に入学が決定しました。そこで今回から、江上越・江上来の姉妹による中国レポートをお届けします。

江上 越(Egami Etsu)
1994年千葉市生まれ。千葉県立千葉高校卒業後、2012年中国最難関の美術大学・中央美術学院の造型学院に入学。

江上 来(Egami Lai)
1999年千葉市生まれ。昭和秀英高校卒業後、中国最難関の美大・中央美術学院に入学。
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北京当代・艺术展
2018年8月31日に開幕し、3日間の開催期間中にのべ3.6万人の人々が訪れた。その中には来賓、コレクター、観客、100以上ものメディアが含まれていた。これらは北京が中国現代アートの領域の中核を担っていることを意味する。北京当代2018は“艺述(story)”’’价値(Value)”“未来(future)”“活力(Energy)””凱迪拉克众望(Cadilac Wonder)”の5つの単位に分けられ、より北京当代を一体化させ、現代の中国アートの価値の内部を整理して外部に広めることを仕事の核心にしている。

アートフェア入り口

アートフェア入り口



京当代のアートフェア最終日に行くことができた。
盛大な会場、メトロポリタン美術館のような壮大さと迫力に圧倒される。目に飛び込んだのはへんてこな芋虫のようなオブジェ。くねくねと動き、早速観客の注意を引いていた。右と左、共に空間が広がっている。左に行こう!左に突き進むと絵画がそこには広がってた。
入り口の大きな彫刻

入り口の大きな彫刻



いろんな絵、椎茸、人、具体、抽象...。
進んでも進んでも絵が終わることなく、まるで絵が私にいつまでもひっついているような感覚、ここは不思議の国のアリスの迷路の庭だ。カラフルな壁が一層そのファンタジックな印象を助長している。
それにしても本当にたくさんの絵があるなぁ。それは量的にという意味ではなく、種類の豊富さ、いろんな属性の絵を引っ張てきたかのような充実したラインナップ。北京現代アートというだけのことはある。いろんなへんてこな絵画たち。北京に存在するありとあらゆる作風を紹介しているのがとても伝わってきて、見ていてわくわくする。
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王玉平の作品

王玉平の作品


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季大純の作品

季大純の作品


コレクターの徐文と江上来

コレクターの徐文と江上来



画廊ブースにはさらに洗練された作品の数々があった。より社会の波にもまれている感じ。映像やライトを使ったり材料を工夫してなんとかしてメッセージ性を高めて、どうにか何かを作り出そうとしているみえないアーティストの試行錯誤が感じられる。でもそれだけに、こっちもどうにか読み取ろうと想像力、推理力を目一杯働かせて、そのやり取りがだんだん楽しくなってくる。さきほどの空間にはない楽しみだ。
 
北京でいま凄いことが行われているんだ…会場を出た私の素直な感想だ。
こんなにいろんな形の作品、アートというかろうじての共通点を持っためまぐるしい、おびただしい作品の数々に遭遇して、一気に高揚した。
しかも画廊の関係者がそこら中にいるのがまたいい。作品の前に座っているのだ。彼らのアート魂が、その熱が体を飛び出てその空間中に放熱してゆく。
高嶺の美術館ではない、地上に咲く美術館。それが北京当代アートフェアだ。
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Vangard Gallery

Vangard Gallery


C space Melle Hendrikse

C space Melle Hendrikse


コレクターの周艟と江上越

コレクターの周艟と江上越